従来のモバイルWiFi環境との比較する。SIMロックされた端末ではテザリング出来ない。

SIMロック解除が義務化されたため、SIMカードを個別に契約し、モバイルルーターを別に入手するという方法が選択肢の一つとなりました。これまでモバイルルーターを入手しようとするとワイモバイルやWiMAXのプロバイダーと契約する必要があったのでユーザーとしては選択肢が広がっています。

このため、一部のユーザーの間ではモバイルルーターはオワコン(つまり、終わったコンテンツ)であるという認識が広がっています。しかし、それは本当でしょうか?SIMロック解除されていない端末では、テザリングを行うことができないのをご存じでしょうか?

そもそもテザリングとは?

テザリングとはWAN側を端末(ここではスマートフォンやタブレットを意味します)とSIMカードで通信し、LAN側をWiFiで繋ぐ技術のことです。どちらかと言えば、無線LANという言葉の方が馴染みがあるでしょう。このテザリングのおかげでモバイルルーターを持たずともスマートフォン一台で様々な機種を接続することができるのですね。

たとえば、スマートフォンでとった写真をネットワークプリンターで出力するなんてことも可能です。通信規格としては代表的なIEEE802.11g/11n や暗号化されたWPA2が存在しています。ゲーム機などを接続したことがある方はWPSなどの存在もご存じでしょう。

格安SIMカードのテザリングの問題

格安SIMカードが台頭してきたことで、テザリングを利用したいと考えるかたも増えて来ました。今や、LTEでも下り最大225Mbpsがありますし、格安SIMであってもベストエフォートで150Mbps程度の速度がでるSIMカードがあります。

しかし、docomoやauなどのスマートフォンでは格安SIMカードでテザリングを行うことができません。(もちろん、特殊な方法で行うことはできるのですが、当記事の論点ではありませんのでまた別の機会に説明します。)そのため、格安SIMカードでテザリングを行いたい場合は、あらかじめSIMフリーの端末を用意する必要があるのですが、対応しているSIMカードの形状によっては利用することができまん。

この事実。意外にも知らない人が多いのです。テザリングでPCやゲーム機などをインターネットに繋ぎたいと思っているユーザーにとって結構なデメリットであるため大きく案内されていないという背景もあります。FAQなどをよく見ると小さいく書いてあるんですけれどね。

ワイモバイルやUQWiMAXはコスパが良い

格安SIMカードでのテザリングを認めていない背景には、docomoやauが優位性を保ちたいという意向もあるのかもしれません。しかし、そのおかげでワイモバイルやUQWiMAXのコストパフォーマンスが携帯大手を上回ります。どうしても携帯大手でテザリングを利用しようすると7GBの制限がかかりますし、費用も高くつきます。

一方で、ワイモバイルやUQWiMAXであれば月々4000円ほどでかなりのデータ通信が行えますのでずっとお得なんですね。かくいう著者もワイモバイルを契約しており、仕事でもランニングするときでもモバイルルーターをもっています。そしてipod nanoをwifiで接続しnike+で記録を転送しています。