WiMAX2+はホームルーターとしての利用に耐えうるか?

あなたはホームルーターと聞いて何を思い浮かべるでしょう? 多くの人は無線LANルーターを思い浮かべるのではないでしょうか。家庭に一台あるとスマートフォンやパソコンといった子機とWi-Fiで接続できるようになるので、無線LANルーターはとても便利ですよね。

しかし、いくら場所に縛られないといっても無線LANルーターのWAN側は有線でインターネットに繋がっています。つまり、無線LANルーター自身は場所に縛られているといっても過言ではありません。

今回は、ホームルーターとしてWiMAX2+を利用することを検討してみましょう。

WiMAX2+ってモバイルWi-Fiルーターだけじゃない!

WiMAX2+と聞くとポケットWiFiを思い浮かべる人も多いことでしょう。スタバやドトールにいくと持ち運びできる小型のルーターを持って作業をしている人を見かけることも多いと思います。3日間で3ギガバイトを超えるデータ通信をすると通信速度に制限が掛かるものの、ギガ放題で契約すると月間のデータ通信量に上限がないことから非常に人気があります。

WiMAXの頃は下り速度が40メガであったため、ADSLと比較されていましたが、WiMAX2+になった今は下り速度は最大で370メガもあります。一般的なエリアでも220メガです。フレッツ光の回線が下り最大100メガの住居も多々あることを考えると、無線の通信速度が光回線に追いついたと言えますね。

WiMAX2+を無線LANルーターの代わりに使うメリット

WiMAX2+は有線回線を必要としません。つまり、部屋のLANの配線で頭を悩ませる必要もありませんし、引っ越しの際に手続きをする必要もないのです。あれ? 速度が光回線と変わらず、WANへの接続に有線を必要としないのであれば、光回線に申し込んで無線LANルーターを買うよりもずっとメリットがあると思いませんか?

WiMAX2+を無線LANルーターの代わりに使うデメリット

じつはデメリットもあります。WiMAX2+は上り速度が遅いのです。そうはいっても10メガはあるので、日常で使う分には十分でしょう。GoogleやSkyDriveといったクラウド上に大量のデータを保存するのでなければ、十分に利用に耐えますね。

WiMAX2+対応の最新のホームルーターはnovas Home+CA

そんなWiMAX2+対応の最新のホームルーターはnovas Home+CAです。この機種は前身である、URoad-Home2+が下り最大110メガであったのに対し、下り最大220メガに対応している点が優れています。もちろんホームルーターとして利用するために設計されているので、モバイルWi-FiルーターよりもWi-Fiの通信可能到達距離の出力が強くなっています(従来比で2.5倍)

ただし、URoad-Home2+は、WiMAXに対応していたのに対し、novas Home+CAは対応していません。これは、現時点でWiMAXのネットワークを使うメリットがほとんどないためですので、気にする必要はないでしょう。

結論

WiMAX2+はホームルーターとしての利用に耐えうるかどうかを考察してきました。光回線対応の無線LANルーターは最新機種では、Aterm WG2600HP2 PA-WG2600HP2やAirStation WSR-2533DHPが登場しています。NAS対応であり、4ストリームとさすがにハイスペックですが、やはりアクセスポイント以上ではないのです。

あなたがもし、配線や引っ越し手続きの煩わしさから逃れたいのであれば、WiMAX2+対応のホームルーターを検討してみるとよいでしょう。